肩甲骨周りの痛み

肩甲骨周りの痛みとは

肩甲骨周りの痛みは、肩甲骨の内側や外側、あるいは肩甲骨の間に生じる不快感や重だるさ、鋭い痛みなどの総称です。特に多いのは、肩甲骨の内側や縁に沿って生じる痛みで、重苦しさやピリピリとしたしびれを伴うこともあります。

多くの人が「単なる肩こりだろう」と考えがちですが、肩こりとは少し異なる特徴があります。肩甲骨周りの痛みは、筋肉の奥の方から感じるような鈍い痛みや、特定の動作で鋭く走る痛みとして現れることが多いです。

また、長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスを感じたりすると症状が悪化しやすい傾向があります。

厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると、日本人が訴える自覚症状の中で、「肩こり」は女性では第1位、男性では第2位に挙げられています。肩こりと肩甲骨周りの痛みは密接に関係しているため、非常に多くの人がこの症状に悩まされていると考えられます。

特に、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、長時間の同一姿勢による負担が増加しており、その患者数は年々増加傾向にあると推測されます。

肩甲骨周りの痛みを放置すると、最初は一時的な不快感だったものが、慢性的な激痛へと悪化してしまうことがあります。痛みが日常的に続くことで、以下のような問題が引き起こされます。

痛みのせいで姿勢が悪くなり、さらに他の部位（首や腰など）にも負担がかかって、全身の不調につながります。特に、夜間に痛みが強くなると睡眠が妨げられ、心身の疲労が蓄積し、集中力の低下や精神的な落ち込みにもつながります。

さらに進行すると、特定の動作をするたびに激しい痛みが走るようになり、日常生活に支障をきたすようになります。ひどい場合は、腕が上がらなくなったり、しびれや脱力感を伴ったりすることもあります。

肩甲骨周りの痛みの原因

開院以来、当院には肩甲骨周りの痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの臨床経験やその際の初回検査結果から断言できるのは、肩甲骨周りの痛みの原因はひとつではないということです。

肩甲骨周りの痛みの原因としては次のような事が考えられます。

肩甲骨周りの痛みは、一つの原因だけで起きることは少なく、様々な要因が複雑に絡み合って生じているケースがほとんどです。

例えば、長時間のデスクワークによる姿勢の悪さが筋肉の緊張を引き起こし、その結果、骨盤や背骨の歪みが生じることがあります。さらに、日々のストレスや睡眠不足が自律神経の乱れを招き、血行不良を悪化させることで、痛みが慢性化してしまうことも。

このように、生活習慣や身体のバランスが崩れることで、痛みの悪循環に陥ってしまうのです。

肩甲骨周りの痛みの原因は一人ひとり異なる為、改善のためにはしっかりとした検査が何より重要になります。

今まで何をやっても改善していなかったとしても諦めないで下さい。肩甲骨周りの痛みは、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩甲骨周りの痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めや湿布は、あくまで一時的な痛みを抑えるものであり、根本的な原因解決にはなりません。また、長期的な使用により胃腸に負担がかかるなどの副作用も考えられます。

理学療法

継続して運動を行う必要がありますが、痛みが強い時期は運動自体が難しく、かえって痛みを悪化させてしまうリスクもあります。

注射療法

注射は即効性がありますが、効果は一時的であるため、痛みが再発する可能性があります。また、注射自体に抵抗を感じる方もいらっしゃいます。

肩甲骨周りの痛みを改善するために

まずはあなたの肩甲骨周りの痛みの原因を明らかにします。原因の分からないまま施術をしても一時的に良くなることはあっても根本的な改善を見込めないからです。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、肩甲骨周りの痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持つ院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

薬の服用や手術はしたくない、病院の検査では異常なしといわれ治療の方法が分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

肩甲骨周りの痛みのQ＆A

肩甲骨周りの痛みは自然に治りますか？

一時的な疲労や筋肉の緊張であれば、自然に改善することもあります。しかし、姿勢の歪みや生活習慣が原因の場合、放置すると痛みが慢性化し、悪化する可能性が高いです。

肩甲骨周りの痛みがある時に、やってはいけないことはありますか？

痛無理な姿勢で重いものを持ったり、急激なストレッチをしたりすることは避けてください。痛みを我慢して激しい運動を続けると、かえって筋肉や関節に負担をかけ、症状を悪化させる可能性があります。

肩甲骨がゴリゴリと音を立てるのは、痛みと関係していますか？

音の原因は筋肉や腱の摩擦によることが多いです。痛みを伴わないこともありますが、音が鳴るということは、肩甲骨の動きがスムーズではない証拠でもあります。痛みを伴う場合は注意が必要です。

レントゲンで異常がないと言われました。どうして痛いのでしょうか？

レントゲンは骨の状態を見るものであり、筋肉や神経の異常は写りません。肩甲骨周りの痛みの多くは、筋肉の過度な緊張や、骨盤・背骨などの歪みからくるものが原因と考えられます。

肩甲骨周りの痛みが、腕や指のしびれと関係していることはありますか？

はい、関係している可能性は十分にあります。肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、その周りを通る神経や血管が圧迫され、腕や指にしびれやだるさを引き起こすことがあります。

痛みがある時に温めると良いですか？冷やすと良いですか？

痛みが急に出て、熱を持っている場合は冷やすと良いでしょう。慢性的な痛みや筋肉の張りの場合は、温めることで血行が促進され、症状が和らぎやすいです。

肩甲骨周りの痛みで悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体法と肩甲骨周りの痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩甲骨周りの痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

先生だけが頼りでした