足首捻挫後遺症

足首捻挫後遺症とは

足首捻挫後遺症は、足首を捻挫してから数か月〜数年以上経過しても、痛みや不安定感、違和感が残る状態を指します。

レントゲンでは骨に異常が見られないことがほとんどで、医療機関で「完治」と診断されても、症状が続くケースが多く見られます。初期の捻挫治療が不十分だったり、正しいリハビリが行われなかったりした結果、足首の関節や周囲の組織が正しく回復せず、慢性的な症状へと移行します。

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、慢性的な痛みや違和感を抱えている人は少なくありません。足首の捻挫はスポーツや日常生活で頻繁に発生するケガであり、その中でも適切な治療やケアが行われずに後遺症に移行するケースは数多く存在します。

正確な統計データは少ないものの、年間の捻挫患者数が数十万人に上ることを考えると、そのうちの一定数が後遺症に悩んでいると推測されます。

足首捻挫後遺症の痛みを放置すると、かばうように歩く癖がつき、全身のバランスが崩れていきます。その結果、膝や股関節、腰、首など、他の部位にまで痛みや不調が広がることがあります。さらに、不安定な足首は再び捻挫するリスクを高め、痛みの悪循環に陥ります。

最悪の場合、慢性的な痛みが続くことで、仕事や趣味など日常生活に大きな支障をきたし、外出や活動が制限され、精神的なストレスを感じるようになる可能性もあります。

足首捻挫後遺症の原因

開院以来、多くの足首捻挫後遺症でお困りの方が来院されています。

これまでの臨床経験や初回の検査結果から断言できるのは、足首捻挫後遺症の原因はひとつではないということです。

足首捻挫後遺症の原因として次のものが挙げられます。

これらの原因は一つではなく、不十分な治療やリハビリ、筋力低下、関節の不安定性など、複数の要因が複雑に絡み合って足首捻挫後遺症を引き起こしていると考えられます。

単一の原因を特定するのではなく、これらの要因を総合的に捉え、個々の状態に合わせたアプローチを行うことが改善への鍵となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

足首捻挫後遺症にお悩みなら是非当院にお任せください。

病院とはここが違います

足首捻挫後遺症への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

長期間の固定は、関節の動きをさらに悪くしたり、筋力の低下を招いたりする可能性があります。また、痛みがある間は安静を保つ必要があり、日常生活に制限が生じます。

薬物療法

痛み止めや湿布は、一時的に痛みを和らげる効果はありますが、根本的な原因を解決するものではありません。薬の長期使用は、胃腸への負担など、副作用のリスクも伴います。

理学療法

リハビリは、継続して行う必要がありますが、自分で負荷を調整することが難しく、やり方を間違えると症状を悪化させる可能性もあります。専門家による適切な指導と、本人の根気が必要です。

手術療法

手術には入院が必要となり、費用や身体への負担が大きくなります。また、手術後も長いリハビリが必要で、必ずしも元の状態に戻るわけではありません。

足首捻挫後遺症を改善するために

まずはあなたの足首捻挫後遺症の原因を明らかにします。原因が分からないまま治療を進めてしまっては改善が見込めないからです。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、足首捻挫後遺症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

足首捻挫後遺症のQ＆A

足首捻挫後遺症は自然に治りますか？

足首捻挫後遺症は、放置すると慢性的な痛みが残ることが多いです。自然治癒は期待しにくく、むしろ体のバランスが崩れ、他の部位にまで不調が広がる可能性があります。適切なケアで根本原因にアプローチすることが大切です。

足首捻挫後遺症の人がやってはいけないことは何ですか？

痛みがあるにもかかわらず無理に運動を続けたり、自己流のストレッチで負荷をかけすぎることは避けるべきです。また、捻挫を繰り返すような不安定な状態での長時間の歩行も、症状悪化につながることがあります。

捻挫癖は治りますか？

捻挫癖は、足首の不安定性や周囲の筋力低下が原因で起こることがほとんどです。根本原因にアプローチし、関節を安定させるための施術や、バランス機能を高める調整を行うことで改善を目指せます。

捻挫を何度も繰り返すとどうなりますか？

捻挫を繰り返すと、靭帯がさらに伸びて足首の不安定性が増し、軟骨がすり減るなど、関節への負担が大きくなります。慢性的な痛みや変形につながる可能性もあります。

捻挫した場所が常に痛むのはどうしてですか？

捻挫の際に傷ついた組織が完全に修復されていないか、周囲の組織が線維化して硬くなっていることが考えられます。これにより、血行が悪くなり、疲労物質が溜まりやすいため、常に痛みを感じるようになります。

足首の捻挫で膝や腰が痛くなるのはなぜですか？

足首に痛みがあると、かばうように歩くため、不自然な体の使い方になります。その結果、歩き方のバランスが崩れ、膝や股関節、腰にまで余計な負担がかかって痛みが広がることがあります。

足首が硬くなって、しゃがむのがつらいです。

捻挫後の不完全な修復により、足首の関節の動きが悪くなっている可能性があります。関節の動きをスムーズにし、周囲の筋肉を柔らかくすることで、しゃがむ動作も楽になります。

足首捻挫後遺症に悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の三軸バランス整体と足首捻挫後遺症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足首捻挫後遺症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。