冷え性

冷え性の症例報告

冷え性とは

冷え性とは、手足や体の末端が温まらず、冷たく感じる状態を指します。これは、自律神経の乱れなどによって血行が悪くなり、体温が全身にうまく運ばれなくなることが主な原因です。

気温や周りの環境に関わらず、常に冷えを感じるのが特徴で、女性に多く見られますが、男性も悩まされることがあります。

冷え性に悩む人は日本に非常に多く、特に女性に多いと言われていますが、男性でも悩んでいる人は少なくありません。

厚生労働省が実施した国民生活基礎調査（2019年）によると、「手足の冷え」を訴える人は女性で約3割、男性でも約1割いると報告されています。これらのデータから、冷え性は多くの人が抱える身近な悩みであることがわかります。

冷え性を放置すると、さまざまな体の不調を引き起こす可能性があります。単なる「冷え」と軽視していると、血行不良から肩こりや腰痛、頭痛が慢性化したり、体の代謝が落ちて太りやすくなったりすることもあります。

さらに、免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、自律神経の乱れから不眠やイライラ、うつ病のような精神的な不調につながることも。体質だからと諦めて何もしないでいると、将来的に婦人科系の疾患や重篤な病気を引き起こすリスクも高まります。

元気な毎日を送り、旅行や趣味を楽しむためにも、早めの対策が大切です。

冷え性の原因

開院以来、当院には冷え性でお悩みの方が多く来院されています。

これまでの臨床経験や初回の検査結果から断言できるのは、冷え性の原因はひとつではないということです。

産後の股関節痛の原因として次のものが挙げられます。

これらの原因が単独で起こるのではなく、互いに影響し合って冷え性を引き起こしています。

たとえば、ストレスによって自律神経が乱れると、血行が悪くなり、さらに冷えが進むといった負のスパイラルに陥ることもあります。冷えを根本から改善するためには、これらの複合的な原因を正しく理解し、総合的にアプローチすることが不可欠です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

冷え性は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

冷え性への対応として、次のようなものが一般的です。

投薬治療

薬は症状を一時的に和らげることを目的としているため、根本的な原因の解決にはつながりにくい場合があります。また、副作用のリスクもゼロではありません。

漢方薬の処方

漢方薬は体質に合わないと効果が出にくく、即効性がないため、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。また、すべての人に適応になるとは限りません。

温熱療法

一時的に体が温まりますが、効果が持続しないことが多く、根本的な冷えの改善にはつながりにくい場合があります。

生活指導

自分で生活習慣を改善しなければならず、継続することが難しい場合があります。アドバイス通りに実行できなければ、効果を十分に感じられない可能性があります。

冷え性を改善するために

まずはあなたの冷え性の原因を明らかにします。原因が分からないまま治療を進めてしまっては改善が見込めないからです。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、冷え性の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

なぜ冷え性が整体で改善するのか

冷え性の根本的な原因の一つは、体のゆがみからくる血行不良や自律神経の乱れです。骨盤や背骨がゆがむと、内臓の位置がずれたり血管や神経が圧迫されたりして、血液の流れが悪くなります。体のゆがみは自律神経のバランスを崩す原因にもなり、体温調節機能がうまく働かなくなります。

血行の促進

体のゆがみを整えることで、圧迫されていた血管が解放され、血液がスムーズに流れるようになります。これにより、体の隅々まで血液が届き、冷えの改善につながります。

自律神経の調整

背骨や骨盤のゆがみを整えることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。これにより、体温調節機能が正常に働き、冷えにくい体質へと変わっていきます。

筋肉のバランス改善

体のゆがみが整うと、一部の筋肉に偏っていた負担がなくなり、全身の筋肉がバランス良く使えるようになります。筋肉が正しく機能することで、熱の生産量も増え、体が温まりやすくなります。

このように、整体はただ体を温めるだけでなく、冷えの原因となる体のゆがみを根本から見直すことで、冷えにくい体づくりをサポートします。だからこそ、冷え性のお悩みを抱えるあなたに、整体は有効な解決策となるのです。

冷え性のQ＆A

冷え性は自然に治りますか？

冷え性は血行不良や自律神経の乱れなど、体の根本的な問題が原因で起こります。そのため、何もしなければ自然に治ることはほとんどありません。まずは原因を正しく見つけ、適切にアプローチすることが大切です。

冷え性の人がやってはいけないことは何ですか？

体を締め付ける服装や、冷たい食べ物、飲み物の摂りすぎは避けるべきです。また、運動不足は筋肉量の低下につながるので、適度な運動を心がけましょう。シャワーだけで済まさず、湯船にしっかり浸かることも重要です。

冷え性なのに汗をかくのはなぜですか？

冷え性の方は、体の末端に血液が届きにくいため、体温調節がうまくできていないことが多いです。そのため、体温を下げようとして汗をかく一方で、手足は冷たいままということが起こります。

冷え性と低体温症は同じですか？

冷え性は本人が冷たいと感じる感覚的な症状で、手足の温度は正常範囲内のことが多いです。一方、低体温症は体温が35℃以下に下がる命に関わる状態を指します。両者は全く異なるものです。

夏でも冷え性になるのはなぜですか？

夏は冷房の効いた環境にいることが多く、体が冷えやすくなります。また、冷たい飲み物を多く摂ることで、内臓から冷えてしまうことも原因です。自律神経が乱れやすい季節でもあるため、冷えを感じやすくなります。

冷え性は更年期と関係がありますか？

更年期になると、ホルモンバランスが大きく変化し、自律神経の働きが乱れやすくなります。これにより、体温調節がうまくいかなくなり、冷えやのぼせといった症状が出やすくなるため、冷え性は更年期と密接に関係しています。

冷え性はお風呂で温めれば治りますか？

お風呂で温まることは一時的な血行促進にはつながりますが、根本的な解決にはなりません。入浴後に冷えやすい方は、血行を妨げる姿勢や生活習慣を見直す必要があります。

冷え性だとなぜ肩こりや頭痛が起こるのですか？

冷えによって血行が悪くなると、筋肉がこわばり、老廃物が溜まりやすくなります。これにより、肩や首の筋肉が硬くなり、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。

冷え性は食事で改善できますか？

食事は冷え性の改善に非常に重要です。体を温める食材（根菜類、ショウガなど）を積極的に摂ることや、バランスの良い食事を心がけることで、体の内側から体質改善を図ることができます。

冷え性は男性でもなりますか？

男性でも冷え性になる方はたくさんいらっしゃいます。ストレスや不規則な生活習慣、運動不足などが原因で、男性でも血行不良や自律神経の乱れが起こり、冷えにつながります。

冷え性に悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の三軸バランス整体と冷え性は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

冷え性は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。