
院長:鴨田お気軽にご相談ください!


こんにちは、にこにこ整体院・整骨院 三鷹武蔵境院院長の鴨田です。今回は、指の第一関節の痛み(ヘバーデン結節)についてお話しします。
「最近、指の先の関節がズキズキ痛むけど、なんだろう…」と気になっていませんか。何かの病気なのか、それとも疲れからくるものなのか、判断がつかなくてモヤモヤしている方も多いと思います。
実は、指の第一関節(指先に最も近い関節)の痛みはいくつかの原因が考えられます。そのなかでも特に多いのが「ヘバーデン結節」という症状です。日本人に非常に多い症状で、特に40代以上の女性に多く見られます。
この記事では、指の第一関節が痛くなる原因からセルフチェックのポイント、整体での改善アプローチまで、できるだけわかりやすくお伝えします。ぜひ最後まで読んでみてください。


開院以来、指の痛みや関節の変形でお悩みの方が本当にたくさん来院されています。「どこに行っても良くならない」「病院で様子を見てと言われただけ」という声をよく聞くのですが、原因を丁寧に探ってみると、意外なところに根本があることが多いんです
指の第一関節に痛みが出るとき、多くの方はとっさに「疲れ?」「歳のせい?」と思いがちです。しかし、原因はひとつではなく、いくつかの可能性を順番に確認していくことが大切です。以下では、代表的な原因をひとつずつ丁寧に解説していきます。どれが自分に当てはまるか、ぜひ読みながら照らし合わせてみてください。
指の第一関節の痛みで最も多い原因が、このヘバーデン結節です。関節が赤く腫れてズキズキと痛み、徐々に変形していくのが特徴です。
進行すると関節の近くに水ぶくれのような膨らみ(粘液嚢腫)ができることもあり、指が曲がったままで固くなってしまうこともあります。日本に300万人以上の患者さんがいると言われており、そのうち約9割が女性です。
特に更年期以降の女性に多く、「最近、指先がゴツゴツしてきた」「朝起きると指がこわばっている」という方は、ヘバーデン結節の可能性が高いかもしれません。
関節リウマチは、免疫の異常によって全身の関節に炎症が起こる病気です。ヘバーデン結節との大きな違いは「複数の関節に左右対称で症状が出やすい」ことで、第一関節だけでなく手首や肘、膝など全身に広がることがあります。
朝のこわばりが30分以上続く、全身の倦怠感がある、微熱が続くといった症状が伴う場合には、早めに整形外科やリウマチ科で検査を受けることをおすすめします。
皮膚に乾癬(かんせん)の症状がある方が、関節にも炎症を起こすことがあります。指全体がソーセージのようにパンパンに腫れる「ソーセージ指」が特徴的で、皮膚症状と関節症状が同時に現れます。
爪に凸凹ができたり、はがれやすくなったりする変化も見られることがあるため、皮膚の状態と合わせて確認してみてください。
スポーツ中の衝突やドアへの挟み込みなど、外力が加わったあとから第一関節が痛む場合もあります。骨折や靭帯損傷が隠れていることもあり、「ただの突き指だと思っていたら、実はヒビが入っていた」というケースも珍しくありません。
痛みが2週間以上続く、腫れが引かないという場合はそのまま放置せず、専門家に診てもらうことが大切です。
指の第一関節の痛みの原因として最も多いヘバーデン結節。「自分はどうなんだろう?」と思っている方のために、よくある症状を挙げてみます。あてはまるものが多いほど、ヘバーデン結節の可能性が高くなります。もちろん、最終的な判断は専門家による検査が必要ですが、ひとつの目安にしてみてください。
こうした症状が出てきた場合、まず「安静にして様子を見る」という方が多いのですが、ヘバーデン結節は放置すると数年〜10年かけて変形が進行してしまうため、早めに原因を特定して対処することが非常に重要です。
「なんで自分だけ…」と思う方も多いのですが、ヘバーデン結節は決して珍しい症状ではありません。日本人の約4人に1人が該当するとも言われています。ただ、原因はひとつに絞れるものではなく、いくつかの要因が複合的に重なって発症します。ここでは主な原因を丁寧に解説します。
年齢とともに関節の軟骨がすり減り、骨同士が直接こすれるようになることで炎症が起きやすくなります。40代以降で症状が出始める方が多いのは、このためです。
女性ホルモン(エストロゲン)には関節の炎症を抑える働きがあります。更年期以降にエストロゲンが減少すると、その保護作用が弱まり、関節が炎症を起こしやすくなります。患者の9割が女性である背景には、このホルモンの影響が大きいとされています。
長年にわたる家事、デスクワーク、手作業の仕事など、日常的に指を酷使していると関節への負担が蓄積します。「丁寧に手を使ってきた証拠」と言う人もいますが、その積み重ねが関節に影響を与えることは確かです。
冷え性の方は指先の血流が滞りやすく、関節への栄養や酸素の供給が不足しがちです。冬になると痛みが増すという方は、血行不良が影響している可能性があります。
お母さんや祖母が同じように指の変形に悩んでいたという方も多くいます。遺伝的に関節の軟骨が弱い体質を持っている場合、発症しやすい傾向があります。ただし、体質だからといって諦める必要はなく、生活習慣や体のバランスを整えることで進行を抑えることは可能です。
指の第一関節の痛みで医療機関を受診した場合、主に整形外科や手の外科、リウマチ科で診てもらうことになります。そこで行われる一般的な治療の内容と、それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめました。
| 治療法 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| テーピング・サポーター | 関節を固定して炎症や痛みを軽減する | 長期使用で筋力低下や関節の硬直が起きる場合がある |
| 痛み止め・湿布 | 炎症を抑えて痛みを和らげる | 一時的な対処で根本解決にはならず、長期使用で内臓への負担も |
| ステロイド注射 | 急性期の強い炎症を抑える | 効果は一時的で、繰り返すと組織へのダメージや感染リスクがある |
| 温熱療法 | 温めて血行を促進し痛みを和らげる | 急性期(炎症が強い時期)には逆効果になる場合がある |
| 手術療法 | 関節固定術や人工関節置換術 | 細かい動作の制限、術後リハビリ、再手術のリスクがある |
医療機関での治療は症状を抑えるうえで大切なステップですが、「痛みを取ること」と「根本原因を解消すること」は別の話です。痛み止めや注射は炎症を一時的に抑えることはできますが、なぜその関節に炎症が起きているのか、その根っこにある問題にはアプローチできていないことが多いのです。
「整体でも指の痛みって変わるんですか?」とよく聞かれます。実は、これは非常に理にかなった質問で、答えはYESです。指の関節の問題は、指だけを見ていても解決しないことが多いんです。整体がこの症状に対して有効な理由を、ひとつずつお伝えします。
体の骨格が歪むと、神経の伝達がスムーズにいかなくなります。その結果として末梢の関節に炎症や痛みが起きやすくなるのです。骨格のバランスを丁寧に整えることで、神経の命令が体の末端まで届きやすくなり、指の痛みや腫れが改善するケースがあります。
筋肉の緊張をほぐして血液とリンパの流れを促進することで、関節への栄養供給が改善されます。冷え性の方でも、体のバランスが整うことで末端の血流が改善し、指先の冷えと痛みが同時に楽になることがあります。
整体は骨や筋肉だけでなく、内臓のバランスにもアプローチします。体全体の調和が取れることで自律神経が整い、ホルモン分泌や免疫機能が正常化しやすくなります。更年期以降の女性に多いヘバーデン結節では、このアプローチが症状の改善に大きく寄与することがあります。
骨格の歪みや筋肉の硬直が神経を圧迫していると、指の痛みやしびれとして症状が現れます。その圧迫を整体で取り除くことで、薬では届かない「痛みの源」に直接アプローチできます。
私が大切にしているのは、まず「なぜその人にヘバーデン結節が起きているのか」を丁寧に調べることです。原因がわからないまま施術を進めても、一時的に楽になるだけで根本が変わらないからです。当院では、西洋医学・東洋医学・物理学の3つの視点を組み合わせた独自の検査法で、あなたの体の状態を多角的に把握します。
姿勢分析ソフトを使った体の歪みの数値化、医学的なスクリーニング検査、独自のバランス検査など、複数の角度から不調の根本原因を探ります。「なんとなく痛い」という状態に名前と理由をつけることが、改善の第一歩です。
複数のスタッフがいると、行くたびに担当者が変わって「また最初から説明しなければならない」というストレスがあります。当院では問診・検査・施術・経過観察まで、すべて院長が一貫して担当します。症状の微妙な変化も見逃さず、最短で改善に導くことができます。
当院独自の「三軸バランス整体」は、ヘバーデン結節との相性が非常に良く、劇的に改善するケースも見られます。体の深部のバランスにアプローチするこの施術法は、指の変形や痛みにとどまらず、全身の状態を底上げしていきます。
来院される方から特によく聞かれる質問をまとめました。「自分にも当てはまるかも」と思ったものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。
自然に完治することは難しく、放置すると変形が少しずつ進行していきます。ただし、適切なケアと体のバランスを整えることで痛みの軽減や進行を遅らせることは十分可能です。早めに対処するほど改善までの時間も短く済む傾向があります。
はい、よく混同されます。関節リウマチは全身の複数の関節に左右対称で症状が出やすく、自己免疫疾患であるため血液検査で診断できます。一方、ヘバーデン結節は指の第一関節に限られた変形性関節症です。自己判断せず、まずは検査で区別することが大切です。
痛み止めや湿布は一時的に症状を和らげるためには有効ですが、長期使用は胃腸や肝臓・腎臓への負担が出ることがあります。また、痛みを感じなくなった状態で無理に使い続けることで、関節の状態が悪化することもあるため注意が必要です。
進行した変形を完全に元の状態に戻すことは難しいですが、早期に対処することで変形の進行を抑え、痛みや機能の改善を図ることは十分可能です。「もう手遅れ」と諦めてしまうのは早計です。
指先で重い物をつまむ、繰り返し指を曲げ伸ばしする作業、冷水での長時間の家事などは関節への負担を増やします。また、痛みを感じているときに無理に関節を動かすことも炎症を悪化させるため避けましょう。温めて血行を促すことと、適度な休息を意識することが基本です。
ここまで読んでいただいて、「もしかしたら自分はヘバーデン結節かもしれない」「このまま放置していたら変形が進んでしまうかも」と感じた方も多いのではないでしょうか。
私がこれまで多くの患者さんと接してきて感じるのは、「もっと早く来ればよかった」という声の多さです。痛みや変形は、時間が経つほど改善に時間がかかります。逆に言えば、早く対処するほど体は応えてくれます。
指の痛みは「年のせい」「女性だから仕方ない」と諦めてほしくないのです。体のバランスを整えることで、痛みが和らいで趣味の手芸が再開できた方、夜間痛がなくなって眠れるようになった方、キーボードを打つのが怖くなくなった方、たくさんいらっしゃいます。
一人で抱え込まずに、ぜひ気軽に相談してください。どんな些細な疑問でも構いません。あなたの指の痛みに、きっと理由があります。その理由を一緒に探して、一歩ずつ改善していきましょう。
にこにこ整体院・整骨院 三鷹武蔵境院院長 鴨田匡顕

