坐骨神経痛でお悩みの方が増えています

脊柱管狭窄症の手術を決める前に確認すべき7つのポイント

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「先生、もう手術しかないって言われたんですけど…」と、うつむき加減でいらっしゃる方が後を絶ちません。そのたびに私は「本当に手術しか選択肢がないのか、一緒に考えてみましょう」とお伝えするようにしています。

脊柱管狭窄症でお悩みの方の多くは、腰や足のしびれ・痛みに長い間苦しみ、病院で保存療法を続けても改善しないまま「手術」という言葉を突きつけられた状態でいらっしゃいます。その不安や戸惑いは、私もこれまで数えきれないほど目の前で見てきました。

だからこそ、この記事では「手術とは何か」「どんなリスクがあるのか」そして「手術以外に何ができるのか」を、治療家として正直にお伝えしたいと思います。

院長:鴨田

手術を勧められてから来院される方は本当に多いです。「あきらめる前にここへ来てよかった」とおっしゃっていただける瞬間が、私にとって何よりの励みになっています

目次

脊柱管狭窄症の手術とはどんなもの?

背骨の中を神経が通っている管、これを「脊柱管」と言います。加齢や骨の変形によってその管が狭くなり、神経が圧迫されることで腰から足にかけての痛みやしびれ、歩きづらさが生じる状態が脊柱管狭窄症です。手術はこの「狭くなった管を広げる」ことを目的として行われます。術式にはいくつかの種類があり、それぞれ体への負担や回復期間が異なります。どれが自分に合うかは症状の程度や体の状態によって違ってくるため、担当医との十分な話し合いが必要です。

主な術式の種類と特徴

脊柱管狭窄症に対して行われる手術は、大きく分けると「除圧術」と「固定術」の2種類があります。除圧術は神経を圧迫している骨や靭帯を削り取ることで圧迫を解除する手術で、体への負担が比較的少なく、近年は内視鏡を使った低侵襲の方法も広まっています。一方の固定術は、背骨同士をボルトなどで固定することで安定させる手術で、除圧術より大がかりになります。

術式内容入院期間の目安
除圧術(椎弓切除術・MEL)神経の圧迫を取り除く4〜7日程度
固定術(PLIF・MISt-TLIF等)背骨を固定して安定させる8〜14日程度

内視鏡手術(MEL・FEL・UBE)は傷口が小さく術後の回復が早いとされており、従来の開腹手術に比べて体への負担が軽減されるとして多くの医療機関で採用が進んでいます。

手術のリスクと後遺症について正直にお伝えします

手術を検討するとき、どうしても気になるのが「リスク」や「後遺症」のことではないでしょうか。治療家として、この点については包み隠さずお伝えしたいと思います。どんな手術にも一定のリスクが伴います。脊柱管狭窄症の手術においても例外ではありません。

術後もしびれが残る可能性がある

手術で神経への圧迫を取り除いても、術後もしびれや痛みが完全には消えないケースが少なくないという現実があります。長期間にわたって神経が圧迫されていると、たとえ物理的な圧迫を解除しても神経自体のダメージが回復しきれない場合があります。手術前から「どの程度まで症状が改善するか」を担当医に具体的に確認しておくことが大切です。

主な合併症とリスク

脊柱管狭窄症の手術に伴う主なリスクには、次のようなものが挙げられます。神経を傷つけてしまうリスク(神経損傷)、手術部位の感染症、血の塊が血管をふさぐ深部静脈血栓症、そして一定期間が経過した後に症状が再発して再手術が必要になるケースです。これらのリスクはすべての患者さんに当てはまるわけではありませんが、事前によく理解しておくことが大切です。

高齢の方ほど体への負担が大きくなる

脊柱管狭窄症は60代以降の方に多く見られ、70代・80代で手術を検討されるケースも珍しくありません。高齢になるほど体力や免疫力が低下しているため、手術そのものの負担や術後の回復に時間がかかります。また、持病がある場合は麻酔のリスクも高まります。「手術は何歳まで受けられるか」という問いに対する答えは、年齢だけで判断できるものではなく、全身の状態を総合的に評価する必要があります。

手術を決める前に考えてほしいこと

手術が必要なほど重症であれば、もちろん医師の判断に従うことが最優先です。ただ、「保存療法を十分に試したか」という点は、手術を決める前に必ず振り返ってほしいのです。国内の診療ガイドラインでも、脊柱管狭窄症に対しては原則として保存療法を先に行うことが推奨されています。

手術を急ぐべきケースとそうでないケース

排尿・排便のコントロールが難しくなってきた場合や、足の筋力が急速に落ちているような重篤なケースは、速やかに手術を検討する必要があります。一方で、「痛みはつらいが日常生活はなんとか送れる」「薬やリハビリをまだ本格的に試していない」という状況であれば、手術以外のアプローチを試す余地があります。自分がどちらの状況にあるかを整理することが、まず大切な一歩です。

保存療法と手術の違いを整理する

項目保存療法手術療法
体への負担小さい大きい
即効性時間がかかる場合あり比較的早く変化が出やすい
合併症リスク低い一定のリスクあり
再発の可能性生活習慣改善で予防可能ゼロではない
費用比較的低い数十〜百万円超の場合も

整体での施術でどう変わるのか

「整体で脊柱管狭窄症が本当に良くなるの?」と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。正直に言えば、画像上の狭窄自体を消すことはできません。しかし、症状を引き起こしている要因は「狭窄」だけではないのです。

原因は「狭窄」だけではない

脊柱管狭窄症の症状が出るかどうかは、骨の変形だけで決まるわけではありません。骨盤や背骨の歪みによる神経への二次的な圧迫、神経周囲の血流障害、体幹や股関節まわりの筋肉の硬化、日常的な姿勢や歩き方のクセ、こういった要因が複雑に絡み合って症状をつくり出しています。つまり、これらの要因にアプローチすることで、症状が大きく改善する可能性があるのです。

手術しかないと言われてから来院された方の変化

以前、整形外科から「これ以上保存療法では改善しないので手術を考えてください」と言われた状態で当院を訪ねてくださった方がいます。お尻から足先にかけての激しい痛みで、痛み止めも効かない状態でした。検査で骨盤と腰椎のバランスの崩れ、股関節まわりの筋肉の強い緊張を確認し、そこに集中的にアプローチしていきました。数ヶ月後には「痛くて歩けない」という日がなくなり、正しい歩き方の指導と合わせて体の使い方が変わっていきました。

当院の施術が脊柱管狭窄症と相性がよい理由

当院が脊柱管狭窄症の改善に力を入れているのには理由があります。西洋医学・東洋医学に加えて物理学の視点から再構築した独自の整体法は、骨格のバランスを整えながら神経への圧迫を軽減することを得意としています。また、姿勢分析ソフトによる検査や医学的な検査を組み合わせることで、一人ひとりの「なぜ症状が出ているか」という原因を特定したうえで施術を組み立てることができます。

手術前に確認しておきたいこと

仮に手術が最終的な選択肢になったとしても、その前にしっかりと情報を集め、納得した状態で決断してほしいのです。以下のことを担当医に確認することをおすすめします。

  • どの術式が自分の症状に適しているか、その理由
  • 手術後にどの程度の症状改善が期待できるか
  • 手術後のリハビリ・回復期間の見通し
  • 手術しない場合に想定される経過
  • 保存療法をさらに続ける選択肢はあるか

「先生に遠慮して聞けない」という方もいらっしゃいますが、手術は体にとって一大事です。セカンドオピニオンを求める権利もあります。どうか遠慮せず、自分の納得できる判断をしてください。

この記事を読んでいるあなたへ

手術を勧められたとき、頭が真っ白になる気持ち、本当によくわかります。「これで治るならやるべきか」「でも怖い」「家族に迷惑をかけたくない」、そんな思いが交錯するのは当然のことです。

私が25年以上この仕事を続けてきた中で感じるのは、「手術しかない」という言葉は「今の医療機関でできる選択肢の中では手術しかない」という意味であることが多いということです。体の構造を整え、神経にかかる負担を取り除くアプローチを試す余地が、まだ残っているケースは少なくありません。

もちろん、すべての方が手術なしで改善できるとは言い切れません。しかし、あきらめる前に、あなたの体が本当に必要としていることを一緒に探したいと思っています。一人で抱え込まずに、いつでも気軽に相談しにいらしてください。

にこにこ整体院・整骨院 三鷹武蔵境院 院長 鴨田匡顕


院長:鴨田

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