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生理痛にマッサージは効く?自分で行うときの方法と注意点

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こんにちは。にこにこ整体院・整骨院 三鷹武蔵境院の鴨田です。

生理痛でお腹や腰がつらいとき、「自分でマッサージしたら少し楽になるのかな」と思ったことはありませんか。

お腹をさすったり、腰に手を当てたりすると心地よく感じる方もいらっしゃいます。一方で、「痛いところを強く揉んでも大丈夫?」「どこまで自分で触ってよいの?」と迷うこともあると思います。

生理痛に対するマッサージや徒手的なケアについては、痛みを軽減する可能性を示した研究があります。ただし、すべての生理痛に同じような効果が期待できるわけではなく、強い痛みの背景に婦人科疾患が隠れている場合もあります。

この記事では、生理痛のときに自分でマッサージを行う際の考え方、やさしく触れる方法、避けた方がよい場合、そして医療機関へ相談した方がよい症状についてお伝えします。

院長:鴨田

生理痛のときは「痛いところを強く揉む」のではなく、身体の反応を確かめながらやさしく触れることが大切です

目次

生理痛にマッサージを試してもいい?

生理痛に対するマッサージや徒手療法については、原発性月経困難症の痛みを軽減する可能性を示した研究があります。

ただし、「マッサージをすれば生理痛そのものが治る」「子宮の状態が改善する」と考えるのは適切ではありません。

生理痛のうち、明らかな婦人科疾患が確認されない機能性月経困難症では、月経時に産生されるプロスタグランジンによる子宮の過収縮などが痛みに関係すると考えられています。

そのため、マッサージは生理痛の原因そのものを取り除く方法というよりも、腰やお腹まわりの緊張が気になるときなどに、身体を楽にするためのセルフケアのひとつとして考えるとよいでしょう。

マッサージをして心地よく感じるのであれば無理のない範囲で取り入れ、痛みが強くなる場合には続けないことが大切です。

自分でマッサージするときは「強く揉まない」が基本

生理痛がつらいと、「痛い場所をしっかり揉めば楽になるのでは」と考える方もいらっしゃいます。

しかし、お腹や腰を強く押し込む必要はありません。強い刺激が心地よいとは限らず、かえって不快感や痛みが増すこともあります。

自分で行う場合は、指先で深く押すよりも、手のひらを使って身体の反応を確かめながらやさしく触れることから始めてください。

下腹部は手のひらでやさしく触れる

下腹部が重く感じる場合には、手のひらをお腹に当ててみましょう。

指で深く押し込んだり、痛みを我慢しながら揉んだりする必要はありません。手のひらを軽く当てたり、皮膚の表面をやさしくさすったりする程度から試します。

触れていて心地よいと感じる範囲にとどめ、痛みや気分の悪さが増す場合にはすぐに中止してください。

腰が重いときも強く押さない

生理中には下腹部だけでなく、腰の重さや痛みを感じる方もいらっしゃいます。

そのような場合も、拳や道具を使って強く押すのではなく、手のひらで腰まわりをゆっくりさする程度から始めましょう。

身体を触ってみて、筋肉が張っているように感じても、強くほぐせばよいとは限りません。痛いところを何度も押したり、強い刺激を長時間加えたりしないようにしてください。

マッサージをしない方がよい場合もあります

生理中だからマッサージをしてはいけないというわけではありませんが、症状や身体の状態によってはセルフマッサージを控えた方がよい場合があります。

  • お腹を触るだけでも強い痛みがある
  • いつもの生理痛とは明らかに違う痛みがある
  • 急に強い下腹部痛が出た
  • 発熱や強い吐き気など体調不良を伴っている
  • 生理以外の出血がある
  • 妊娠している、または妊娠の可能性がある
  • マッサージすると痛みが強くなる

こうした場合には、「揉めば楽になるかもしれない」と無理に刺激を加えず、症状に応じて医療機関へ相談してください。

マッサージで少し楽になっても原因が分かったわけではありません

お腹や腰をやさしくマッサージして、「少し楽になった」と感じることはあるかもしれません。

しかし、マッサージで一時的に痛みが軽くなったからといって、生理痛の原因が筋肉にあったと判断することはできません。

月経困難症には、明らかな病気が見つからない機能性月経困難症だけでなく、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などが関係する器質性月経困難症があります。

そのため、セルフマッサージでその場をしのぎながら、強い痛みを何年も放置してしまうことはおすすめできません。

毎月強い生理痛があるなら婦人科での確認も大切

生理のたびに強い痛みがあり、マッサージをしなければ過ごせないような状態であれば、一度婦人科で相談することも大切です。

特に次のような症状や変化がある場合には、セルフケアだけで様子を見続けないようにしてください。

  • 以前より生理痛が強くなっている
  • 痛みで学校や仕事を休むことがある
  • 鎮痛薬を使用しても強い痛みが続く
  • 経血量が以前より明らかに増えている
  • 生理以外の時期にも下腹部や骨盤周辺が痛む
  • 生理以外の出血がある

こうした症状がある場合には、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などが関係していないか確認する必要があります。

マッサージは婦人科で行う検査や治療の代わりになるものではありません。必要な医療を受けることを優先してください。

身体の緊張や腰の負担が気になる場合には

婦人科で必要な確認をしたうえで、生理の時期になると腰まわりが特に張る、普段から座り仕事が長く身体がこわばりやすいなど、身体の状態も気になる方はいらっしゃいます。

痛みがあると、無意識にお腹をかばったり身体を丸めたりして、普段とは違う姿勢になることがあります。その状態が続くことで、腰や背中などに別の負担が加わることも考えられます。

当院では「生理痛だからここを揉めばよい」と一律に考えるのではなく、生理周期と症状の関係、普段の身体の状態、姿勢や動き、筋肉の緊張などを確認したうえで対応を考えています。

整体や鍼灸は婦人科で行う診断や治療の代わりではありませんが、必要な医療を受けたうえで、身体の緊張や日常生活での負担などを別の角度から確認する選択肢のひとつです。

生理痛でマッサージを考えている方へ

生理痛のときに自分でマッサージを行う場合には、「強く揉んで痛みをなくそう」とする必要はありません。

お腹や腰に手を当て、心地よく感じる程度にやさしく触れながら、身体の反応を確認することが基本です。

少し楽になるのであればセルフケアのひとつとして取り入れて構いませんが、痛みが増す場合は中止してください。また、毎月強い痛みを繰り返している場合には、マッサージだけで対応せず婦人科で相談することも大切です。

当院で考えている生理痛への対応や、整体・鍼灸を含めた身体へのアプローチについては、生理痛の症状別ページで詳しくご紹介しています。セルフケアだけでは不安な方や、身体の状態についても確認してみたい方は、あわせてご覧ください。


院長:鴨田

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