肘部管症候群

肘部管症候群とは

肘管部症候群とは、肘の内側にある「肘部管」という狭いトンネル状態の空間を通る尺骨神経が圧迫されることで起こる神経障害です。

この神経は小指と薬指の感覚や手の細かい動きをコントロールしているため、圧迫されると主に小指と薬指にしびれや痛み、筋力低下が現れます日常生活では箸が使いにくくなったり、ボタンをかけるなどの細かい作業が困難になる特徴があります。

肘部管症候群は手根管症候群に次いで頻度の高い絞扼性神経障害であり、1年間で新たにこの病気にかかる人は人口10万人当たり平均2.2人と報告されています 。

発症年齢については、40～60代で多く発症し、重労働や肘を酷使する職業の方、過去に肘関節の外傷歴がある方に発症リスクが高まることがわかっています。

手根管症候群を放置すると、親指の付け根周辺の筋肉（母指球筋）がやせ、物をつまむことや細かな作業が難しくなります。やがて痛みや感覚がさらに鈍くなり、日常生活での怪我ややけどに気づきにくくなることもあります。

肘部症候群を放置すると、最初は小指や薬指のしびれが強くなり、物の掴みにくさから家事や編み物が困難になります。 さらに進むと手の筋肉が痩せて握力が低下し、箸を使うような動作が不可能に。最悪の場合、神経の損傷が回復しにくくなり、手の変形が進んで日常生活が大きく制限され、仕事や趣味を諦めるような状況になってしまいます。心理的なストレスも増加し、生活の質が著しく低下する恐れがあります。

手根管症候群の原因

開院以来、当院には手根管症候群にお悩みの方が多く来院されています。

これまでの臨床経験やその際の初回検査結果から断言できるのは、手根管症候群の原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なりあい絡み合って起こるということです。

手根管症候群の原因としては次のような事が考えられます。

肘部管症候群は複数の要因が複雑に絡み合って引き起こすことが少なくありません。例えば、長時間のデスクワークで肘に負担がかかり、同時に加齢による肘関節のわずかな変形が加わることで、症状が顕在化するといったケースが考えられます。

身体全体のバランスの乱れや生活習慣も、症状の発生や悪化に影響を及ぼすことがあります 。

肘部管症候群の原因は一人ひとり異なる為、改善のためにはしっかりとした検査が何より重要になります。

肘部管症候群でお悩みなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肘部管症候群への対応としては、次のようなものが一般的です。

安静と動作制限

生活習慣の変更がストレスを生み、完全に守れないと効果が半減します。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまることが多く、根本的な原因解決には繋がりにくい。

リハビリテーション

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院や自宅での努力が必要 。

肘部管症候群を改善するために

まずはあなたの肘部管症候群の原因を明らかにします。原因の違いにより肘部管症候群改善への道筋が全く違ってくるためとても重要です。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、肘部管症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

手根管症候群のQ＆A

肘部管症候群は自然に治りますか？

肘部管症候群は、放置するとしびれや指の動かしにくさが悪化しやすく、自然に改善するケースは稀です。早期の適切なケアが症状の進行を防ぎます 。

肘部管症候群の人がやってはいけないことは何ですか？

肘を長時間曲げたままにする姿勢や、肘に過度な負担がかかる動作、重い物を持つこと、肘を直接圧迫することは避けるべきです 。

薬や湿布、注射で症状は改善しますか？

これらの対処法は一時的な症状緩和にとどまることが多く、根本的な原因解決には繋がりにくい場合があります。副作用のリスクも考慮が必要です 。

手のしびれはなぜ夜間や明け方に強くなるのですか？

就寝中に無意識に肘を曲げたり、手首を折り曲げたりすることで、尺骨神経が圧迫されやすくなるためです。寝る姿勢の工夫が症状緩和に有効です 。

この症状は再発しますか？

根本原因に対処せず、生活習慣が変わらない場合、症状が改善しても再発のリスクはあります。継続的な身体のケアと生活習慣の見直しが再発予防に繋がります 。

手の筋肉が痩せてしまった場合、元に戻りますか？

症状が進行して筋肉が萎縮してしまうと、残念ながら完全に元の状態に戻すことは非常に困難です。そのため、筋肉が痩せる前の早期の対処が肝心です 。

更年期と関係がありますか？

更年期にはホルモンバランスの変化や自律神経の乱れが生じ、全身に様々な影響を及ぼすことがあります。肘部管症候群も、体の全体的なバランスの乱れが関与して症状が出やすくなるケースが考えられます 。

肘部管症候群に悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体法と肘部管症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肘部管症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。