足根管症候群

足根管症候群とは

足根管症候群とは、足首の内側にある「足根管」というトンネル状の構造の中を通る脛骨神経が圧迫されることで足の裏や指に痛み、しびれ、灼熱感、違和感といった様々な不快な症状が現れます。症状は足首から足の裏、特に親指から薬指の内側にかけて現れることが多いのが特徴です。

厚生労働省の国民生活基礎調査などのデータから類推すると、特定の神経障害としての足のしびれや痛みは広範に存在しています。

足根管症候群を末梢神経障害全体として捉えると、日本では非常に多くの人が足のしびれや痛みに悩んでいます。足のしびれを伴う疾患の患者数は数百万人規模に上ると推測され、足根管症候群は、これらの原因不明の足のししびれの中に隠れていることも少なくありません。

医療機関を受診しても原因が特定されないケースも多く、潜在的な患者数は報告されているよりも多い可能性があります。

足根管症候群の症状をそのままにしておくと、足の不快感は徐々に悪化していく可能性があります。初期の軽い違和感から始まり、やがては常に足の裏が熱を持ったり、砂利の上を歩いているような感覚が強くなったりすることが考えられます。

進行すると、足の指先の感覚が鈍くなったり、筋肉がやせ細ったりする可能性もあります。足裏の痛みやしびれが慢性化すると、歩くこと自体が困難になり、日常生活に大きな支障をきたし通常の社会生活を送ることが困難になる可能性もゼロではありません。

足根管症候群の原因

開院以来、当院には足根管症候群にお悩みの方が多く来院されています。

これまでの臨床経験やその際の初回検査結果から断言できるのは、足根管症候群の原因は一つではなく、日常生活動作の反復等いくつかの要因が重なりあい絡み合って起こるということです。

足根管症候群の原因としては次のような事が考えられます。

足根管症候群の原因は一つに特定できることは少なく、上記で挙げたような複数の要因が複雑に絡み合って発症することがほとんどです。

足根管症候群の原因は一人ひとり異なる為、改善のためにはしっかりとした検査が何より重要になります。

一つだけの原因に目を向けるのではなく、全体的な体のバランスや生活習慣、過去の経緯なども考慮しながら、根本的な原因を探っていくことが改善への近道となります。足根管症候群でお悩みなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

足根管症候群への対応としては、次のようなものが一般的です。

装具療法

足のサポートはできますが、あくまで外部からの補助であり、足本来の機能改善に直結するわけではありません。また、自分に合った装具を見つけるまでに時間や費用がかかることもあります。

物理療法

血行促進や痛みの緩和には一定の効果が期待できますが、治療効果には個人差があり、症状の根本改善には繋がりにくい場合があります。

手術療法

体への負担が大きく、リスクも伴います。術後の回復には時間が必要であり、すべての方に効果があるとは限りません。また、症状が再発する可能性もゼロではありません。

足根管症候群の痛みを改善するために

まずはあなたの足根管症候群の原因を明らかにします。原因の違いにより足根管症候群の改善への道筋が全く違ってくるためとても重要です。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、足根管症候群の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

足根管症候群のQ＆A

足根管症候群は自然に治りますか？

足根管症候群は、神経の圧迫が原因で起こるため、残念ながら自然に治ることは稀です。放置しておくと症状が悪化し、日常生活に支障をきたす可能性もありますので、早めのケアが大切です。

足根管症候群の人がやってはいけないことはありますか？

足根管に負担をかけるような長時間の立ち仕事や、足首を強く捻るような激しい運動は避けるべきです。また、サイズの合わない靴やヒールの高い靴を履くことも、足に過度な負担をかけるため控えることをおすすめします。

足のしびれは、放っておくと歩けなくなりますか？

神経の圧迫が長期にわたると、感覚が鈍くなったり、足の筋肉が弱くなったりして、歩行に支障をきたす可能性はあります。早期に対処することで、このような事態は避けられます。

足根管症候群は冷やすべきですか、温めるべきですか？

症状が急激に悪化している時や炎症が強い場合は一時的に冷やすこともありますが、基本的には温めることをお勧めします。温めることで血行が促進され、神経の回復を助けることが期待できます。

足根管症候群は、どのような人に起こりやすいですか？

長時間の立ち仕事やランニングをする方、過去に足首を捻挫した経験がある方、扁平足の方、そして糖尿病やリウマチなどの持病をお持ちの方に多く見られる傾向があります。

足根管症候群と間違えられやすい他の疾患はありますか？

足のしびれや痛みは、足底筋膜炎、モートン病、坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症など、他の多くの疾患でも現れるため鑑別は重要です。

足のしびれが腰から来ていると言われることがありますが、足根管症候群との違いは何ですか？

腰からくるしびれ（坐骨神経痛など）は、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて症状が出ることが多いですが、足根管症候群は足首から足の裏、特に指先に症状が集中します。しびれの範囲で区別できることが多いです。

足根管症候群の痛みに悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体法と足根管症候群の痛み、痺れは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

足根管症候群の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。