肋間神経痛

肋間神経痛とは

肋間神経痛は、病名ではなく、肋骨に沿って走る神経（肋間神経）が何らかの原因で刺激され、痛みを引き起こしている状態を指す言葉です。

痛みは突然、電気が走るように鋭く現れたり、持続的にズキズキ、ジクジクと続いたりすることがあります。痛みの場所は、片側の胸や背中、脇腹など、肋骨に沿った範囲で起こるのが特徴です。

厚生労働省の調査によると、神経痛を訴える患者数は非常に多く、特に高齢者に多い傾向があります。

正確な統計データはないものの、ある調査では神経痛全体の患者数は日本全国で推定100万人以上いるとされています。その中でも肋間神経痛は、人口の約3%が経験するとも言われており、決して珍しい症状ではありません。

痛みを我慢、放置していると、一時的な痛みだったものが慢性化し、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。痛みをかばうことで、不自然な姿勢が癖になり、背骨や骨盤の歪みを引き起こし、さらに症状を悪化させてしまうという悪循環に陥ることも少なくありません。

慢性的な痛みは、精神的なストレスにもつながります。いつ痛みが来るかという不安から、外出や趣味を避けるようになり、活動量が低下することで、さらなる体の不調を招く悪循環に陥ることもあります。最悪の場合、痛みが原因で不眠症やうつ病など、心身ともに深刻な状態に陥ってしまうリスクも否定できません。

肋間神経痛の痛みの原因

開院以来、幾人もの肋間神経痛の痛みでお困りの方が来院されています。

これまでの臨床経験や初回の検査結果から断言できるのは、肋間神経痛の原因はひとつではないということです。

肋間神経痛は、一つの原因ではなく複数の要因が複雑に絡み合って起こることがほとんどです。

肋間神経痛の原因は、一つだけとは限りません。姿勢の歪みや筋肉の緊張が背景にあることもあれば、ストレスによる自律神経の乱れが拍車をかけていることもあります。また、内臓の不調が隠れているケースもあります。

これらの複数の要因が複雑に絡み合い、痛みを引き起こしているケースがほとんどです。そのため、一時的な痛みの緩和だけでなく、根本的な原因を見つけ出し、総合的にアプローチすることが重要になり一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院とはここが違います

肋間神経痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因にアプローチするわけではないため、痛みが再発する可能性があります。

理学療法（ストレッチ・運動療法）

自己流で行うと症状を悪化させる危険性があり、継続して行う必要があります。

ブロック注射

効果が一時的な場合が多く、繰り返し行う必要があることがあります。

肋間神経痛を改善するために

まずはあなたの肋間神経痛の原因を明らかにします。原因が分からないまま治療を進めてしまっては改善が見込めないからです。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、肋間神経痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

なぜ、肋間神経痛が整体で改善するのか

肋間神経痛は、単なる神経の痛みではなく、背骨や骨盤の歪み、姿勢の悪さ、そしてそれに伴う筋肉の緊張が複合的に絡み合って起こることがほとんどです。整体は、これらの根本原因にアプローチできるため、肋間神経痛の改善に非常に有効です。

骨格の歪みを整え、神経への圧迫を解放する

肋間神経痛の原因は、背骨や肋骨の歪みによって神経が圧迫されているケースが多く見られます。整体では、歪んだ骨格を適切な位置に戻すことで、神経への圧迫を取り除き、痛みを根本から改善します。

筋肉の緊張を緩和し、体の動きをスムーズにする

長時間のデスクワークや猫背の姿勢は、背中や肩甲骨周りの筋肉を硬くさせ、肋骨の動きを制限します。整体では、これらの緊張した筋肉を丁寧にほぐし、体の動きをスムーズにすることで、肋間神経への負担を軽減します。

姿勢を改善し、再発しにくい体を作る

痛みを取るだけでなく、痛みの原因となっている姿勢の癖や体の使い方を根本から見直します。正しい姿勢を身につけることで、体のバランスが整い、痛みが再発しにくい体を作ることができます。

だからこそ、整体は肋間神経痛の根本的な原因にアプローチし、痛みを取り除くだけでなく、痛みが再発しにくい体を作り上げるために有効なのです。

肋間神経痛のQ＆A

肋間神経痛は自然に治ることがありますか？

一時的な痛みであれば自然に治ることもありますが、根本的な原因が解決されないと再発を繰り返す可能性が高いです。放置せずに適切なケアをすることが大切です。

肋間神経痛の方がやってはいけないことはありますか？

痛みを我慢して無理に体を動かすことは避けてください。また、猫背のような痛みを悪化させる姿勢を長時間続けることや、患部を強く揉んだりすることも控えるようにしてください。

肋間神経痛と心臓の痛みを見分ける方法はありますか？

肋間神経痛は、特定の動作で痛みが強くなったり、体の片側に症状が出たりするのが特徴です。心臓の痛みは胸全体に広がり、息苦しさや冷や汗を伴うことが多いですが、自己判断はせずに専門家に相談してください。

マッサージをしてもらうのは逆効果ですか？

強い力でのマッサージは、かえって筋肉を傷つけ、痛みを悪化させる可能性があります。痛みの原因となる骨格の歪みや深部の筋肉の緊張にアプローチする、適切な施術を受けることが重要です。

レントゲンで異常なしと言われましたが、どうして痛いのですか？

レントゲンでは骨の状態は分かりますが、神経や筋肉の状態までは分かりません。姿勢の歪みや筋肉の緊張が原因の場合、レントゲンに異常がなくても痛みが出ることがあります。

肋間神経痛はストレスが原因で起こることがありますか？

はい、ストレスは自律神経のバランスを崩し、筋肉の緊張を高めます。その結果、肋間神経が過敏になり、痛みを感じやすくなることがあります。心身のリラックスが大切です。

肋間神経痛は再発しやすいですか？

根本原因を改善しないと再発しやすい症状です。痛みの原因となっている姿勢や体の使い方を改善し、定期的なメンテナンスを行うことで再発を防ぐことができます。

肋間神経痛に悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の三軸バランス整体と肋間神経痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肋間神経痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。