
院長:鴨田お気軽にご相談ください!


こんにちは。にこにこ整体院・整骨院 三鷹武蔵境院の鴨田です。
デスクワークやスマートフォンを長時間使ったあと、肩や肩甲骨の周りが重くなり、「肩こりに効くツボを押してみたい」と思うことはありませんか。
ツボは東洋医学では「経穴(けいけつ)」と呼ばれ、肩や肩甲骨の周辺にもいくつかあります。自分で無理なく刺激することで、肩の張りや重さが楽に感じられることもあります。
ただし、強く押せばよいわけではありません。また、肩甲骨周りの痛みが続いている場合には、ツボ押しだけを繰り返すのではなく、症状の出方を確認することも大切です。
この記事では、肩こりのセルフケアとして使われる代表的なツボと、自分で押すときのポイント、ツボ押しを控えたほうがよい症状について解説します。肩甲骨そのものに痛みが続いている方は、肩甲骨周りの痛みについてもご覧ください。




ツボは強く押す必要はありません。気持ちよく感じる範囲で試し、痛みやしびれが強くなる場合は中止しましょう
肩こりのセルフケアとして使われるツボはいくつかあります。東洋医学では、身体には「経絡(けいらく)」という考え方があり、その要所にあるものが経穴、いわゆるツボです。
ここでは、肩や肩甲骨周辺にある代表的なツボとして、天宗・膏肓・肩井・大杼を紹介します。場所には個人差もあるため、正確な一点を強く探すより、周辺を触って心地よく感じるところを優しく刺激する程度から始めてください。


天宗は、肩甲骨の中央付近にあるツボです。肩甲骨には横方向に走る「肩甲棘」という骨の出っ張りがあり、その下側のくぼみ付近が目安になります。
肩や肩甲骨周辺の張りが気になるときに用いられるツボの一つです。自分では直接押しにくい場所なので、無理に指を伸ばして押そうとせず、周辺を軽く刺激する程度でも構いません。
膏肓は、肩甲骨の内側と背骨の間にあるツボです。デスクワークなどで同じ姿勢が続いたあと、この周辺に張りや重さを感じる方もいます。
背中にあるため自分の指では押しにくい場所です。セルフケアをする場合は、壁と背中の間にテニスボールなどを挟み、体重をかけすぎないようにしながら刺激すると調整しやすくなります。
肩井は、首のつけ根と肩先を結んだ線の中間付近にあるツボです。肩こりのセルフケアでよく知られているツボの一つで、首から肩にかけて張りを感じる場所と重なることがあります。
反対側の手を肩に置くようにすると触りやすい場所ですが、強くつまんだり、痛みを我慢して押し込んだりする必要はありません。心地よく感じる程度の刺激にとどめましょう。
大杼は、首のつけ根から背中へ移るあたりの背骨の両側にあるツボです。首や肩、背中の張りが気になるときに用いられます。
背骨そのものを強く押すのではなく、その周囲を優しく刺激してください。自分では位置を確認しにくい場合は、無理に探す必要はありません。
ツボ押しで大切なのは、強い刺激を加えることではなく、無理のない範囲で行うことです。
指の腹を使ってゆっくり圧を加え、数秒程度でゆっくり力を抜きます。「強く押したほうが効きそう」と考えて痛みを我慢する必要はありません。押したあとに痛みが残ったり、症状が強くなったりする場合は刺激が強すぎます。
呼吸を止めず、リラックスした状態で行うこともポイントです。同じ場所を長時間押し続けたり、何度も強く刺激したりすることは避けましょう。
肩甲骨の内側など、手が届きにくい場所を刺激したい場合は、テニスボールなどを使う方法があります。
おすすめなのは、床に寝て体重をすべてかける方法ではなく、まず壁と背中の間にボールを挟む方法です。立った状態なら、自分で体重のかけ方を調整しやすいためです。
骨の上を直接強く押さず、肩甲骨周辺の筋肉に軽く圧がかかる位置を探します。鋭い痛みやしびれが出る場所には使用しないでください。
ツボ押しをすると肩が軽く感じる方がいる一方で、しばらくすると再び肩が重くなることもあります。
これは、肩こりや肩甲骨周辺のつらさに、長時間の同じ姿勢、仕事中の身体の使い方、運動不足、肩や腕に力が入り続ける習慣など、さまざまな要素が関係していることがあるためです。
例えば、パソコン作業で何時間も同じ姿勢が続いている場合、ツボを刺激したあとも同じ環境が続けば、再び肩や首に負担がかかることがあります。
そのため、ツボ押しを「肩こりを治す方法」と決めつけるのではなく、肩の張りや重さが気になるときに行うセルフケアの一つとして考えるとよいでしょう。
精神的なストレスや睡眠不足が続いている時期に、肩こりが気になりやすくなる方もいます。緊張した状態が続くと、無意識に肩をすくめたり、首や肩に力が入ったりすることもあります。
このような場合はツボ押しだけを繰り返すのではなく、睡眠時間や休憩の取り方、仕事中に力が入り続けていないかなど、生活の状況も一緒に振り返ってみましょう。
肩甲骨周りの痛みや肩こりが続いている場合は、「どのツボを押せばよいか」だけでなく、どのようなときに症状が強くなるのかを確認することが大切です。
デスクワークのあとに強くなるのか、腕を動かしたときに痛むのか、朝起きたときからつらいのか、首を動かすと症状が変化するのかなどによって、確認したいポイントも変わります。
また、腕や手のしびれ、力の入りにくさ、強い痛みなどを伴う場合は、単なる肩こりと決めつけず医療機関での評価を優先してください。
当院では、肩や肩甲骨周辺だけを見るのではなく、問診や検査を通して首・肩の動きや身体の使い方などを確認します。
そのうえで、現在の状態に合わせて整体や鍼灸、運動などから必要な方法を検討します。強い刺激で無理に押したり、ボキボキと動かしたりすることを目的とした施術ではありません。
施術だけでなく、仕事中の姿勢や休憩の取り方、ご自宅でできる運動などについても、必要に応じてお伝えしています。
ツボ押しと整体のどちらか一方が必ず優れているというものではありません。
肩の張りや重さを感じたときに、自分で無理なく行えるツボ押しが役立つ場合もあります。一方、セルフケアを続けても症状を繰り返す場合は、身体の状態や日常生活で肩にかかっている負担を確認するという選択肢もあります。
当院では、必要に応じてご自宅でできるセルフケアもお伝えしています。ツボ押しを行う場合も、強い刺激を繰り返すのではなく、その日の状態を確認しながら取り入れてください。
肩甲骨周りの張りや肩こりは、仕事や家事など日常生活の負担によって繰り返すことがあります。
セルフケアをしても長期間変わらない、以前より痛みが強くなっている、夜間にも強く痛む、腕や手にしびれや力の入りにくさがあるといった場合は、ツボ押しだけで様子を見続けないことが大切です。
特に急に強い症状が現れた場合や、これまでとは違う症状を伴う場合は、医療機関へ相談してください。
肩こりや肩甲骨周りの張りが気になるとき、ツボ押しは自分で取り入れやすいセルフケアの一つです。天宗・膏肓・肩井・大杼などがありますが、大切なのは正確な一点を強く押すことではありません。
心地よく感じる程度の刺激にとどめ、押したあとに痛みやしびれが強くなる場合は中止してください。また、ツボ押しを続けても肩こりや肩甲骨周りの痛みを繰り返す場合は、仕事中の姿勢や身体の使い方、活動量などにも目を向けてみましょう。
当院では、肩甲骨周りの痛みや肩こりでお困りの方に対して、現在の症状や身体の状態を確認したうえで施術方法を検討しています。セルフケアを続けてよい状態なのか分からない場合も、お気軽にご相談ください。

