起立性調節障害

起立性調節障害とは

起立性調節障害（OD）は、自律神経の働きが乱れることで、立ち上がった際に脳への血流が一時的に不足し、様々な身体の不調が現れる病気です。

思春期の子どもに多く見られ、立ちくらみやめまい、倦怠感、頭痛、朝起きられないなどの症状が特徴です。特に午前中に症状が強く現れ、午後になると改善する傾向があります。

起立性調節障害は、日本の小中学生の約10人に1人が罹患していると推測されています。これは、約80万人にも上る数です。

特に思春期に多く見られ、小学生では約5%、中学生では約10%、高校生では約15%の割合で症状が見られるというデータもあります。文部科学省の調査でも、起立性調節障害が不登校の原因の一つとして挙げられています。

起立性調節障害でお悩みなら当院までご相談ください。

起立性調節障害の症状を放置すると、日常生活に深刻な影響が出ます。朝起きられないことから学校や会社を休みがちになり、学業の遅れや不登校、仕事の支障につながる可能性があります。

体力や集中力の低下により、好きな活動や友人との交流も難しくなってしまいます。頻繁なめまいや立ちくらみで外出が億劫になり、引きこもりがちになることも考えられます。症状が長く続くと、自己肯定感の低下や精神的ストレスが増え、うつ病などの二次的な疾患を招くリスクも高まります。

最悪の場合、社会生活への参加が困難になり将来の選択肢が大きく狭まることにもなりかねません。

起立性調節障害の原因

開院以来、当院には起立性調節障害でお困りの方が多く来院されています。

これまでの臨床経験や初回の検査結果から断言できるのは、起立性調節障害の原因はひとつではないということです。

起立性調節障害の原因として次のものが挙げられます。

上記原因は単独で起こるのではなく、複雑に絡み合いながら、起立性調節障害の症状を引き起こしていることがほとんどです。そのため、一つの原因だけに対処するのではなく、多角的な視点からアプローチすることが、症状改善への鍵となります。

そのため根本治療には総合的なアプローチが必要で一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

起立性調節障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

起立性調節障害への対応として、次のようなものが一般的です。

生活指導

指導だけでは、症状が改善しない場合や、患者さん自身での継続が難しい場合があります。特に思春期の子どもにとっては、生活習慣の改善は大きなハードルとなることがあります。

薬物療法

薬には副作用のリスクがあり、症状が改善しない場合や、長期的な服用が必要になるケースもあります。根本的な原因解決にはならないこともあります。

心理療法（カウンセリング）

効果が出るまでに時間がかかることがあり、相性の良いカウンセラーを見つけるのが難しい場合もあります。心理的な抵抗がある方もいらっしゃいます。

起立性調節障害を改善するために

まずはあなたの起立性調節障害の原因を明らかにします。原因が分からないまま治療を進めてしまっては改善が見込めないからです。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、起立性調節障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

なぜ起立性調節障害が整体で改善するのか

起立性調節障害は、自律神経の乱れが深く関わっています。自律神経は、私たちの意思とは関係なく、心臓の動きや呼吸、消化、体温調節など、生命活動に必要な機能をコントロールしています。この自律神経のバランスが崩れると、めまいや立ちくらみ、倦怠感といった症状が現れます。

整体では、この自律神経のバランスを整えることに特化したアプローチを行います。

体の歪みを調整する

骨盤や背骨の歪みは、自律神経が通る脊髄に負担をかけ、その働きを阻害することがあります。整体で体の歪みを丁寧に調整することで、神経の流れをスムーズにし、自律神経の働きを正常化に導きます。

筋肉の緊張を緩和する

首や肩、背中など、特定の部位の筋肉が緊張していると、血流が悪くなり、自律神経に悪影響を及ぼします。整体では、これらの筋肉の緊張を緩め、血行を促進することで、自律神経の働きをサポートします。

脳脊髄液の循環を促進する

脳脊髄液は、脳や脊髄の周りを循環し、神経の働きをサポートする重要な役割を担っています。この脳脊髄液の循環をスムーズにすることで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

これらのアプローチにより、整体は起立性調節障害で悩む方の根本的な原因に働きかけ、体の内側から改善を促します。だからこそ、整体は起立性調節障害の悩みに有効なのです。

起立性調節障害のQ＆A

起立性調節障害は自然に治りますか？

症状が軽ければ自然に改善することもありますが、多くの場合は自律神経のバランスが崩れているため、適切なアプローチで整えることが重要です。

起立性調節障害の人がやってはいけないことは？

無理な運動や過度なストレスは避けましょう。また、睡眠不足や不規則な生活は自律神経のバランスを崩しやすいため、規則正しい生活を心がけることが大切です。

起立性調節障害は大人になっても続くことがありますか？

思春期に発症し、成長とともに改善するケースが多いですが、一部では大人になっても症状が続くことがあります。適切なケアで症状をコントロールしていくことが可能です。

朝起きられない以外にも、どのような症状がありますか？

立ちくらみ、めまい、頭痛、腹痛、吐き気、食欲不振、倦怠感、集中力低下、乗り物酔いしやすいなどの症状が見られます。

家族はどのようにサポートすれば良いですか？

まずは、本人のつらさを理解し、寄り添うことが大切です。規則正しい生活習慣を一緒に見直し、無理なく続けられる範囲でサポートしてあげてください。

運動は起立性調節障害の改善に役立ちますか？

適度な運動は自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。ただし、無理のない範囲で、体調を見ながら行うことが大切です。

起立性調節障害に悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の三軸バランス整体と起立性調節障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

起立性調節障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。