月経前症候群（PMS）

月経前症候群（PMS）とは

月経前症候群とは、生理が始まる3日から10日ほど前から現れる心身のさまざまな不調のことです。生理が始まると同時に、症状が和らいだり、なくなったりするのが特徴です。

その症状は実に200種類以上あるといわれており、人によって全く異なります。イライラや気分の落ち込みといった精神的なものから、頭痛、腹痛、むくみ、だるさといった身体的なものまで多岐にわたります。

厚生労働省の調査によると、月経のある女性の約70～80％が月経前に何らかの症状を感じているとされており、そのうちPMSと診断されるのは約5.4%であると推計されています。しかし、これは病院を受診した人のデータであり、実際にはもっと多くの女性が悩んでいると考えられます。

PMSの症状で生活に支障が出ているにもかかわらず、約75%の人が医療機関を受診していないというデータもあります。

「生理前の不調だから」と我慢し続けることは、心身に大きな負担をかけます。放置すると、症状が徐々に悪化し、日常生活にさらなる支障をきたすだけでなく、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

たとえば、仕事で集中力が低下してミスが増えたり、家族や友人との人間関係が悪化したりするかもしれません。また、精神的な症状がより重くなり、うつ病に似た月経前不快気分障害（PMDD）に移行してしまうリスクも指摘されています。

毎月訪れるつらい症状を放置し続けることで、自分自身の心と体に大きな負担がかかり、穏やかな気持ちで過ごしたいという願いから遠ざかってしまいます。やがて症状が慢性化し、我慢し続けることが当たり前になり、自分らしい人生を送ることが難しくなってしまうかもしれません。

月経前症候群（PMS）の原因

開院以来、当院には多くの月経前症候群（PMS）にお悩みの方が来院されています。

これまでの臨床経験やその際の初回検査結果から断言できるのは、月経前症候群（PMS）の原因はひとつではなく、いくつかの要因が重なりあい絡み合って起こるということです。

月経前症候群（PMS）の原因としては次のような事が考えられます。

PMSのつらい症状は、女性ホルモンの変動だけが原因ではありません。ホルモンの変動が引き金となり、自律神経の乱れ、神経伝達物質の低下、日々のストレスや食生活の乱れなど、複数の要因が複雑に絡み合って起きていると考えられています。

あなたの体に何が起きているのかを一つひとつ丁寧に紐解くことが、根本的な改善への第一歩となります。

月経前症候群（PMS）の原因は一人ひとり異なる為、改善のためにはしっかりとした検査が何より重要になります。

月経前症候群（PMS）でお悩みなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

月経前症候群（PMS）への対応としては、次のようなものが一般的です。

低用量ピル（経口避妊薬）

飲み始めの数カ月は吐き気、頭痛、下腹部痛、むくみ、気分の変動などの副作用が出ることがあります。また、血栓症のリスクが高まる可能性があるため、喫煙者や高血圧の方は注意が必要です。

毎日決まった時間に服用する必要があるため、飲み忘れに気をつけなければならず、服用をやめると症状が再発することが多く、根本的な改善にはつながりにくい場合があります。

対症療法

あくまで症状を一時的に抑えるためのものであり、根本的な原因を解決するものではありません。薬を飲み続けなければならず、依存性や副作用のリスクもあります。

漢方療法

効果が出るまでに時間がかかることがあります。また、漢方薬でも副作用が全くないわけではなく、体質に合わないと効果が出なかったり、逆に体調を崩したりすることもあります。

月経前症候群（PMS）を改善するために

まずはあなたの月経前症候群（PMS）の原因を明らかにします。原因の違いにより月経前症候群（PMS）改善への道筋が全く違ってくるためとても重要です。

当院は、様々な角度から行う充実した検査で、月経前症候群（PMS）の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元に独自の施術を進めていきます。

当院の特徴

鍼灸など４種類の国家資格を持ち臨床経験豊富な院長が、初回検査から治癒まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

いつまでも注射や薬の服用は続けたくない、誰にも症状を理解してもらえずどうしたら良いのか分からない方にも責任をもって身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、初診時検査から施術まで院長が一貫して行うことで効果を上げている当院にご相談下さい。

なぜ整体で月経前症候群（PMS）が改善するのか

PMSは、女性ホルモンの変動だけでなく、自律神経の乱れや骨盤のゆがみなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こっています。当院の整体は、これらの根本原因に直接アプローチすることで、つらい症状の改善を目指します。

骨盤のゆがみを整え、女性ホルモンの働きをサポート

PMSの精神的な症状（イライラ、落ち込みなど）は、自律神経の乱れが大きく関係しています。自律神経は、ストレスや体のゆがみによって簡単にバランスを崩してしまうものです。

当院では、首や背骨、骨盤など、自律神経に影響を与える箇所を丁寧に調整し、交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、心身ともに安定した状態へと導きます。

体全体の血行を促進し、つらい身体症状を和らげる

むくみや冷え、だるさといった身体症状は、血行不良が原因の一つです。整体によって全身のゆがみを整え、筋肉の緊張をほぐすことで、血液やリンパの流れをスムーズにします。その結果、体の巡りが良くなり、つらい症状が和らぐだけでなく、自然治癒力も高まります。

PMSの原因が一つではないという考えのもと、全身のバランスを整える施術を行うことで、根本的な体質改善を目指します。だからこそ、当院の整体は、「薬に頼らず、生理前の不調から解放されたい」と考えるあなたにとって、非常に有効な選択肢となるのです。

月経前症候群（PMS）のQ＆A

月経前症候群（PMS）は自然に治りますか？

症状は生理が始まると一時的に落ち着きますが、毎月のホルモン変動によって根本的な原因が解決されない限り、自然に治ることは難しいでしょう。根本原因にアプローチすることで、つらい症状を根本から改善していくことが大切です。

生理痛がひどいのですが、PMSと何か関係がありますか？

PMSと生理痛は、どちらもホルモンバランスの変動が原因で起こることが多いため、深く関係しています。多くの場合、両方の症状が同時に現れたり、一方の症状がもう一方を悪化させたりします。

PMSと月経前不快気分障害（PMDD）の違いは何ですか？

PMDDはPMSの中でも特に精神的な症状が重く、日常生活に深刻な支障をきたすものです。憂鬱な気分や不安感が強く、涙もろくなる、自暴自棄になるなどの症状が見られます。

痛み止めは飲み続けても大丈夫？

薬は用法用量を守れば問題ありませんが、繰り返しの場合は身体のケアもあわせましょう。

PMSは妊娠したら治りますか？

妊娠中は女性ホルモンの分泌が安定するため、PMSの症状は一時的になくなります。しかし、出産後にはまたホルモンバランスが変動するため、再び症状が現れる可能性が高いです。

PMSと更年期障害は関係ありますか？

PMSと更年期障害は、どちらもホルモンバランスの変動によって起こる不調という点では共通しています。女性ホルモンが減少していく過程で、PMSの症状が重くなる人もいます。閉経後には生理がなくなるため、PMSの症状はなくなります。

夫や家族に理解してもらうには、どうすれば良いですか？

まずはご自身の体調の変化を記録し、客観的なデータとして見せることで、状況を伝えやすくなります。また、症状が落ち着いている時に、ご自身の気持ちを正直に話してみるのも良いでしょう。

月経前症候群（PMS）に悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の整体法と月経前症候群（PMS）は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

月経前症候群（PMS）は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。